写真や動画、プレゼン資料など、大容量データを日々扱う中で、「送信に時間がかかる」「メールでエラーが出る」「機密ファイルの安全性が心配…」といったトラブルを経験したことはありませんか?そんな悩みを一気に解決してくれるのが無料大容量ファイル転送サービスです。
インターネット環境さえあれば、300GB級のファイルも瞬時に共有でき、暗号化やワンタイムリンクといった強力なセキュリティ機能で機密データも安心します。さらに、ドラッグ&ドロップ操作や多言語対応UIで誰でもストレスフリーに使え、ハイブリッド会議やリモートワークでもスムーズなファイル共有を実現します。無料プランでも機能が充実した6サービスを厳選比較し、あなたの業務効率化をバックアップします。
1. 無料ファイル転送サービス選びのポイント
1.1 大容量ファイルの転送上限
大容量ファイルを扱う際には、サービスごとの上限値がカギとなります。15GB級のサービスから、300GB程度のサービスまで幅広く、用途に応じてファイル転送サービスの転送容量を比較しましょう。
1.2 暗号化・パスワード保護などセキュリティ機能
無料ファイル転送サービスの安全性を求める場合、SSL/TLS暗号化やパスワード設定、ワンタイムリンクなどの機能が必須です。機密データのファイル転送サービスとして適切か、セキュリティ要件を満たすかを確認しましょう。
1.3 ダウンロード期限・アクセス制限の設定可否
ダウンロード期限の設定やIP制限、ダウンロード回数制限など、ファイル転送サービスとしてのアクセス管理機能も重要項目です。期限切れで自動的にリンクが無効化されるかなど、管理上の利便性を評価しましょう。
1.4 使いやすいUIと多言語対応
操作のしやすさは、利用頻度を左右します。ドラッグ&ドロップでのファイルのアップロード、多言語インターフェースを備えたオンラインファイル共有サービスなら、幅広いユーザーがストレスなく使えます。
2. 人気の無料大容量ファイル転送サービス6選【比較表付き】
サービス名 | 広告表示 | 会員登録要否 | 容量制限 |
Dropbox Transfer | なし | 不要 | 無料プラン2GB; 有料で最大100GB |
firestorage | あり | 不要 | 無料プラン2GiB |
FileMail | あり | 不要 | 無料プラン5GB |
SendAnywhere | あり | 不要 | 無料プラン10GB |
Google ドライブ | なし | 要 | 無料プラン15GB; 有料で拡張可 |
GigaFile便 | あり | 不要 | 無料プラン300GB |
2.1 Dropbox Transfer

(出所:Dropbox Transfer公式Webサイト)
Dropbox Transferは、クラウドストレージサービスであるDropboxが提供するファイル転送サービスです。Dropboxアカウントを持っていない受信者にも、ファイルのダウンロードリンクを共有することで、簡単にファイルを送信できます。無料プランでは最大2GBまでのファイル転送が可能で、有料プランでは最大100GBまで対応しています。また、有効期限の設定の機能も備えており、無料ファイル転送サービスとしても安全性と利便性を兼ね備えています。
- メリット
- AIを活用した検索
- 安全なリンク
- リアルタイム同期やアクセス履歴
- 暗号化技術
- デメリット
- 無料上限2GB
- 料金プラン
- 無料プラン:2GBのファイル転送、7 日間の有効期間
- 有料プラン:月額1,200円〜/ユーザー
- 公式サイトをご覧ください。
2.2 firestorage:会員登録不要で2GiBまで送信可能
(出所:firestorage公式Webサイト)
firestorageは手軽にファイルをアップロードできる国産無料ファイル転送サービスです。会員登録不要で2GiBまでアップロードし、即座に共有リンクを発行します。リンクの有効期限は最大14日間、パスワード保護も無償プランに含まれ、ファイル転送サービスを無料かつ安全に提供します。シンプルなUIでファイル転送サービスを初めて使うユーザーにも親切です。スマホアプリ対応で、外出先からも大容量データを送信できます。有料プランでは、無期限の写真管理や広告非表示などの機能が利用可能です。
- メリット
- 会員登録不要
- パスワード・保存期限あり
- デメリット
- 広告表示あり
- 料金プラン
- 無料プラン:1ファイルの最大アップロードサイズ2GiB、無制限のアップロード数
- 有料プラン:月額1,320円〜/ユーザー
- 公式サイトをご覧ください。
2.3 FileMail:最大5GBまで無料送信

(出所:FileMail公式Webサイト)
FileMailは、ノルウェー発のファイル転送サービスで、最大5GBまでのファイルを無料で送信できます。ユーザー登録不要で、メールアドレスを入力するだけで大容量ファイルの送信が可能です。送信されたファイルは、受信者にダウンロードリンクとして提供され、30日間保存されます。また、HTTPSによる暗号化通信やウイルススキャン機能も備えており、無料ファイル転送サービスの安全性にも配慮されています。有料プランでは、より大容量ファイルの送信やストレージ容量の拡張、ブランドカスタマイズなどの機能が利用可能です。
- メリットメリット
- ユーザー登録不要で手軽に利用可能
- 最大5GBまでのファイル送信に対応
- 暗号化通信やウイルススキャン機能
- 30日間の保存期間
- デメリット
- 日本語対応が限定的で、英語表記が多い
- 料金プラン
- 無料プラン:最大5GBのファイル送信、30日間の保存期間
- 有料プラン:月額4ドル〜/ユーザー
- 公式サイトをご覧ください。
2.4 SendAnywhere:パスコード共有で安全に共有
(出所:SendAnywhere公式Webサイト)
SendAnywhereは、6桁のキーを使用してファイルを共有するファイル転送サービスです。ユーザー登録不要で無料プランで10GBの大容量ファイル送信が可能す。送信されたファイルは、受信者がパスコードを入力することでダウンロードできます。また、リンク共有やメールによるファイル共有も可能で、さまざまなデバイス間でのファイル転送に対応しています。セキュリティ面では、暗号化通信や一時的なファイル保存により、ファイル転送サービスを無料かつ安全に提供します。
- メリット
- 6桁キーでセキュア
- マルチプラットフォーム対応
- デメリット
- 長期保存には不向き
- 料金プラン
- 無料プラン:無制限の1:1リアルタイムファイル転送、最大10GBのリンク作成
- 有料プラン:月額5.99ドル〜/ユーザー
- 公式サイトをご覧ください。
2.5 Google ドライブ
(出所:Google Drive公式Webサイト)
Google Driveは15GBの無料ストレージを活用したオンラインファイル共有サービスで、ファイルの保存、共有、共同編集を可能にします。広告表示はなく、Googleアカウントを作成すれば利用できます。15GBの容量を超える場合はGoogle Oneプランにアップグレードが必要ですが、ファイル転送サービスを無料かつ安全に提供し、Google Workspace連携で管理機能がさらに強化されます。リンクの有効期限やパスワード保護は標準では無いものの、サードパーティのアドオンを使って拡張可能です。有料プランでは、共有リンクに有効期限やパスワードを設定でき、ビジネスニーズにも対応しています。
- メリット
- PDF に注釈を付ける
- AIを活用した検索
- デメリット
- インターネット接続が必要
- 料金プラン
- 無料プラン:15GBのストレージ
- 有料プラン:月額290円〜/ユーザー
- 公式サイトをご覧ください。
2.6 GigaFile便:国内利用者に好評の大容量対応(1ファイル300GBまで)
(出所:GigaFile便公式Webサイト)
GigaFile便は国内最大級の大容量ファイル送信を無料で試せるサービスです。会員登録不要で最大300GBまでファイル転送が可能です。アップロード完了後に発行されるダウンロードリンクは、有効期限を最長100日間まで設定でき、パスワード保護機能も搭載しています。大容量ファイル送信を日常的に行うクリエイターや設計データのやり取りが多いエンジニアに最適です。広告表示によりコストを抑えつつ、データ転送の安全性も担保できます。操作はドラッグ&ドロップ中心で、複数ファイルやフォルダを一度にアップロードできるため、初心者でも直感的にファイル転送サービスを無料利用できます。
- メリット
- 会員登録不要で300GB送信
- パスワード設定あり
- ドラッグ&ドロップUI
- デメリット
- 広告表示あり
- 料金プラン
- 無料プラン:1ファイル300GBまで、最長100日間のダウンロードリンクの有効期限
3. ハイブリッド会議でのファイル共有最適化
3.1 会議前にクラウドへアップロードしリンク配布
会議資料を事前にクラウドにアップロードし、オンラインファイル共有のリンクを参加者に配布することで、会議中のダウンロード待ちをゼロにできます。
3.2 NearHub S Proスマートホワイトボードでリアルタイム表示
NearHub S Pro電子ホワイトボードはファイル転送サービスと連携し、大容量データでも即時投影が可能です。会議中の資料参照や注釈がスムーズになり、議論の質が向上します。
3.3 ダウンロード待ち不要の直感操作
ホワイトボード上で直接PDFや画像を開いてアノテーションを残せるため、参加者の端末でダウンロードする手間を省き、議論を中断せずに進行できます。
4. よくある質問(FAQ)
Q1. 大容量ファイル送信を無料かつ安全に行うには?
大容量ファイルを無料で安全に送信するには、まずリンクに必ずパスワードを設定し、受信者以外のアクセスを防ぎます。次に、ダウンロードリンクの有効期限を短く(24~72時間程度)設定し、期限切れ後は自動で無効化されるようにしましょう。
Q2. クラウドストレージアプリとファイル転送サービスの違いは?
クラウドストレージは常時オンラインで保管・同期が主な機能です。ファイル転送サービスは一時的な大容量共有に最適化されており、リンク生成や有効期限設定などに特化しています。
Q3. NearHub S Proとの連携で何が便利?
会議中にリンク共有だけでなく、ホワイトボード上で即時参照・注釈が可能です。ダウンロード待ちが不要なため、会議のテンポを落とさず議論を進められます。
5. まとめ:無料ファイル転送サービスの選び方
ここまで紹介した6つの無料ファイル転送サービスは、それぞれ得意分野が異なります。用途やファイルサイズに応じて選べば、コストをかけずに大容量ファイルもスムーズに交換できます。さらに、NearHub S Proスマートホワイトボードと連携すれば、会議中もダウンロード待ちなしで即時に資料を投影でき、オンラインファイル共有のストレスを一気に解消します。