- View products

業務用 True 4K 360° ビデオ会議カメラ
Nearity 360 Alien

チームコラボレーション向け True 4K 120°広角会議カメラ
Nearity 120 Max

次世代オーディオ 革新的デイジーチェーン対応
Nearity A20S

ハイブリッド会議向け 4K UHD 120° ウェブカメラ
Nearity V30S

プロ向けグループチャット対応 1080P 360°オールインワンカメラ
Nearity 360 Basic

グループミーティング向け 2K 120°オールインワンカメラ
Nearity C45

350° PTZカメラ 10倍ハイブリッドズーム
Nearity V410

スマートな映像&音声補正
Nearsync
USBスピーカーフォンは、会議室の音声環境を手軽に整えられるデバイスです。本記事では、集音範囲・音声処理・接続方式・スピーカー出力・拡張性の5つの基準から選び方を解説し、会議室のサイズ別の目安や導入時のポイントも紹介します。
重要なポイント
- USBスピーカーフォンの基本的な仕組みと特徴を解説
- 製品選びで確認したい5つの基準を紹介
- 会議室の広さ・人数に合わせた構成の目安を整理
- USBスピーカーフォン以外が適しているケースも紹介
- 導入前に確認したいポイントと5つのステップを解説
会議室の音質トラブルの多くは、機器の性能だけでなく、「接続方式と部屋の広さのミスマッチ」から起こることがあります。USBスピーカーフォンは、PCにUSBケーブル1本で接続するだけで、会議用マイクとスピーカーを一体で使えるデバイスです。適切な製品を選べば、小〜中規模の会議室での音声環境をシンプルに整えられます。本記事では、失敗しないための5つの選び方と会議室のサイズ別の目安、導入時に確認したいポイントを解説します。
USBスピーカーフォンとは?マイクとスピーカーの一体型デバイス
USBスピーカーフォンとは、会議用マイクとスピーカーを1つの筐体にまとめ、USBでPCに接続して使う会議用デバイスです。「会議用マイクスピーカー」「USBマイクスピーカー」「会議用スピーカーフォン」などと呼ばれることもありますが、基本的には同じカテゴリーの製品を指します。
ノートPC内蔵のマイクとスピーカーとの大きな違いは、主に2つあります。1つ目は集音性能です。PC内蔵マイクは、PCの近くで話す人の声を拾うことを前提としており、離れた場所にいる参加者の声を均等に拾う用途には限界があります。2つ目は音声処理です。専用機では、エコーキャンセリングやノイズリダクションなどの処理をデバイス側で行うため、PCや会議アプリの設定に左右されにくく、安定した音声環境を構築しやすくなります。
つまりUSBスピーカーフォンは、「音声の入出力をPC内蔵の機能から専用機に切り替えるためのデバイス」と考えると、製品を選ぶ際のポイントが見えてきます。
なぜ「USB有線」なのか:ワイヤレス運用で起こりやすい3つの問題
会議室に常設する場合、USB有線接続はシンプルで安定した運用をしやすい選択肢です。ワイヤレスには設置場所を自由に選べるというメリットがありますが、常設運用では次のような問題が起こることがあります。
- 接続の不安定さ:Bluetoothは、電波干渉やOSの省電力設定などによって、会議中にマイクの接続が切れることがあります。「スピーカーから音は聞こえるのに、相手に声が届かない」といったトラブルにつながる場合があります。
- バッテリー切れ:充電式の機器は、前の会議で使い切ったまま充電されていないと、会議中に音声が使えなくなることがあります。常設機器の場合、充電状態の管理も運用上の負担になります。
- ペアリングの手間:特定のPCとペアリングされた機器は、別のPCから接続する際に再設定が必要になる場合があります。共有会議室では、利用者が変わるたびに接続方法を確認する必要が生じることもあります。

失敗しない選び方の5つの基準
基準1:集音範囲と推奨人数を部屋に合わせる
集音範囲は、製品を選ぶ際に最初に確認したいポイントです。4〜6名程度の小会議室なら半径2.5〜3m、10名前後の中会議室なら5m以上が一つの目安になります。
ここで注意したいのは、「全指向性マイク搭載」という表記だけで判断しないことです。全指向性とは「360度、あらゆる方向から音を拾える」という意味であり、「遠くの声まで拾える」という意味ではありません。音を拾える方向と距離は、それぞれ別の指標として確認する必要があります。
基準2:音声処理機能の有無を確認する
マイクとスピーカーが近接する一体型では、次の3つの機能を確認しておくことが重要です。
- エコーキャンセリング:スピーカーから出た相手の声をマイクが拾うことで発生するエコーやハウリングを抑える
- ノイズリダクション:エアコン、換気扇、キーボードの打鍵音など、周囲のノイズを抑える
- オートゲインコントロール(AGC):マイクに近い人と遠い人の声量の差を自動的に調整する
特にAGCは見落とされがちですが、「マイクの近くにいる人の声は大きいのに、離れた人の声は小さく聞こえる」といった問題を抑えるのに役立ちます。エコーが起きる仕組みや対策については、会議室のエコー・ノイズ対策ガイドで詳しく解説しています。
基準3:接続・給電方式とプラグ&プレイ対応
USB接続の製品には、大きく分けて2つの給電方式があります。USBバスパワーで動作するタイプはケーブル1本で接続できますが、出力の大きなスピーカーや複数台の連携に対応する製品では、別途電源アダプターを使用するタイプもあります。
いずれの場合も確認したいのが、UAC(USB Audio Class)に準拠し、Windows・macOSでドライバー不要のプラグ&プレイに対応しているかどうかです。専用ドライバーや管理ソフトが必要な製品は、導入後の設定や運用に手間がかかる場合があります。
基準4:スピーカー出力——「聞こえる側」の品質
製品を選ぶ際はマイク性能に注目しがちですが、会議では「相手の声が聞き取りにくい」ことも大きなストレスになります。音声を明瞭に再生できるスピーカーか、部屋の広さに対して十分な音量を確保できるかを確認しましょう。スピーカーのユニット構成や出力などを仕様表で比較するのも一つの方法です。
基準5:拡張性——人数が増えたときにも対応できるか
導入時は6名程度だった会議室を、1年後には12名で使うようになることもあります。そのときに買い替えが必要なのか、機器を増設して対応できるのかは、大きな違いになります。
チェックポイントは、「複数台連携(デイジーチェーン)」や「拡張マイク」に対応しているかどうかです。たとえばNearity A20S会議用スピーカー&マイクは、PoEデイジーチェーンで最大6台まで連携でき、1台では約15㎡の小規模会議室から、複数台の連携によって約60㎡の会議室まで拡張できる設計です。最初の1台を導入した後、会議室の利用人数や広さが変わっても増設で対応できる構成は、長期的な運用コストを考えるうえでも重要なポイントです。

会議室サイズ別の目安早見表
| 会議室の広さ | 参加人数の目安 | 必要な集音範囲 | 推奨構成 |
|---|---|---|---|
| ハドルルーム(〜10㎡) | 2〜4名 | 半径2〜2.5m | コンパクトな1台 |
| 小会議室(〜15㎡) | 4〜6名 | 半径2.5〜3m | 標準的な1台 |
| 中会議室(〜30㎡) | 6〜12名 | 半径5m前後 | 高出力モデル1台、または2台連携 |
| 大会議室(〜60㎡) | 12〜20名以上 | 部屋全体をカバー | デイジーチェーンによる複数台、または天井マイク等の固定設備 |
人数は「座れる人数」ではなく、「実際に発言する人数」を基準に考えるのがポイントです。役員会議室のように発言者が限られる部屋と、ワークショップのように参加者全員が発言する部屋では、同じ広さでも必要な集音性能が異なります。
こんな場合はUSBスピーカーフォン以外も検討すべき
USBスピーカーフォンは幅広い会議室で使いやすい一方、用途や設備によっては、ほかの音響構成が適している場合もあります。
- 数十人規模の講演形式の部屋:発言者が壇上に限られる場合は、手持ちマイクや演台マイクとPAスピーカーを組み合わせた構成が適しています
- 音響設備がすでに整っている部屋:天井マイクや壁掛けスピーカーなどの既存設備がある場合は、それらを活かして必要な機器を追加する方法もあります
- Web会議をしない部屋:対面会議が中心の部屋では、USBスピーカーフォンを導入しても使用する機会が少ない可能性があります。「誰が・どのアプリで・どのくらいの頻度で使うのか」を事前に確認しておきましょう
一方、「Web会議を週に数回行う、2〜20名程度の会議室」であれば、USBスピーカーフォンは、導入や運用の手間と音質、コストのバランスを考えやすい選択肢の一つです。
導入を失敗しないための5ステップ
- 使う部屋と人数を書き出す:「なんとなく全会議室に導入する」のではなく、利用頻度の高い部屋から優先順位を決めます
- 会議アプリを確認する:Zoom・Teams・Google Meetなど、実際に使用する会議アプリを確認し、対応実績のある機器を選びます
- 机上の電源と配線経路を確認する:USBバスパワーで動作するか、ACアダプターが必要かによって、必要な電源や配線方法が変わります
- 試験導入で実際の音声を確認する:可能であれば、まず1台を利用頻度の高い部屋で試し、遠隔側の参加者にも声の聞き取りやすさを確認してもらいましょう
- 運用ルールを決める:台数が増えると、設置場所や電源、管理方法が曖昧になりやすいため、「会議室に常設する」「他の部屋への持ち出しはしない」など、あらかじめ運用ルールを決めておきます
よくある質問
USBスピーカーフォンとBluetoothスピーカーフォンはどちらを選ぶべきですか?
会議室に常設する場合は、USB有線接続が扱いやすい選択肢です。物理的に接続するため、会議中の接続切れや「スピーカーはつながっているのに、マイクが認識されない」といったトラブルを抑えやすく、充電管理も必要ありません。一方、出張先や複数の会議室で持ち運んで使う場合は、Bluetoothの機動性が便利です。USBとBluetoothの両方に対応したモデルを選び、普段はUSBで接続し、必要なときだけ無線に切り替える方法もあります。
会議用マイクスピーカーの集音範囲はどのくらい必要ですか?
4〜6名程度なら半径2.5〜3m、10名前後なら5m前後を一つの目安として考えるとよいでしょう。ただし、カタログに記載されている集音範囲は、使用環境によって実際の聞き取りやすさが変わる点に注意が必要です。エアコンの音や隣室の話し声などがある場合は、余裕を持った集音性能を選ぶことをおすすめします。将来的に参加人数が増える可能性がある場合は、デイジーチェーンや拡張マイクに対応した機種を選んでおくと、買い替えではなく増設で対応できる場合があります。
エコーキャンセル機能は必須ですか?
マイクとスピーカーが一体になった製品では、エコーキャンセリング機能が重要です。相手の声がスピーカーから出てマイクに入り込むと、エコーやハウリングの原因になります。さらに、ノイズリダクションやオートゲインコントロール(AGC)にも対応していれば、周囲の環境音や参加者ごとの声量差を抑え、より安定した音声環境を構築しやすくなります。PCや会議アプリ側の音声処理との併用についても、導入前に確認しておくと安心です。
USBスピーカーフォンの導入に工事は必要ですか?
一般的なUSBスピーカーフォンであれば、大がかりな工事をせずに導入できる製品が多くあります。USBケーブルでPCに接続し、会議アプリの設定でマイクとスピーカーとして選択するだけで使えるタイプもあります。壁や天井への固定、専用の配線工事などが不要な製品であれば、賃貸オフィスでも導入しやすく、移転やレイアウト変更の際にも持ち運んで再利用できます。
まとめ
USBスピーカーフォン選びのポイントは、「部屋の広さ」と「運用方法」に合った機器を選ぶことです。集音範囲・音声処理・接続方式・スピーカー出力・拡張性の5つの基準で比較すると、自社の会議室に必要な機能を整理しやすくなります。
まずは、自社で最も利用頻度の高い会議室1室について、広さと参加人数を確認し、本記事の早見表と照らし合わせてみましょう。具体的な製品の仕様を確認したい場合は、Nearity A20Sの製品ページで、8基のMEMSマイクアレイやデイジーチェーンによる拡張機能をご確認ください。










































